バットマンウェディング

コミックスレビュー

バットマンウェディング

バットマンウェディングとハッシュを2冊まとめて買った。

楽しみにしていたバットマンウェディング。

思っていたのと、大分違い戸惑っている。

バットマンとキャットウーマンが結婚式を挙げてるところにジョーカーが割り込んで…という話を期待してたのだが、全く違った。

ハッシュの方が余程、バットマンウェディングだった。

バットマンウェディングはトムキング原作のバットマンリバースシリーズの7冊目に当たる。話が続いてるため、最初から読んだ方がわかりやすいだろう。

自分は単品で買ってるので、話がわかりづらいところがあったが、それでも楽しめた。

以下、ネタバレを含むあらすじレビューです。

まだ読んでいない方はご注意を。

あらすじ(ネタばれ)レビュー

序章

バットマンとキャットウーマンの結婚を聞き、未来からブースターゴールドが贈り物を届ける。

その贈り物とは、ブルースの両親を生存させること。

ブルースの両親を生存させることで、世界が変わってしまった。

ちょうどザフラッシュを観終わった後だったので、またこのパターンか、となってしまった。

ブースターゴールドが悪い奴ではないのが、わかるが、余計な事するな、と突っ込みを入れたくなる。

そして、ブルースがただただ可哀想である。

なんだかモヤモヤが残る。

招待状

ジョーカーがただの一般市民の家に入り込む。

その理由は、自分宛のバットマンとキャットウーマンの結婚式の招待状が届くかもしれない、という理由で。

最高の理由だ。

家主の男性とジョーカーは玄関の前に椅子を置き、二人で郵便受けを見つめ、招待状が届くのを待っている。

家主にとって地獄の時間である。

娘がいるから頼むから殺さないでくれ、と家主は懇願するが、ジョーカーはお構いなしにペラペラと喋り続ける。

このシーンでジョーカーがジョークを言うのだが、初めてジョーカーのジョークで笑ってしまった。

「正直に言うわ。俺、知らない文字が二つもあるって最近気づいてさ、『わけ』がわかんねえよ」

ジョーカーからギャグを学びました。

たったの8ページの短い物語なのだが、これのために買ったといっても過言ではないと思う。

それと自分の考えすぎかもしれないが、作画担当したクレイマンが日本のホラー漫画家伊藤潤二の絵に似ている気がするのだ。

でも、よく考えたらジョーカーの顔がホラー顔なので、ただの偶然かもしれない。

介添人

ジョーカーが教会にいる人間を皆殺しにする。そこにバットマンが現れ、ジョーカーを止めようとするが、ジョーカーの仕掛けた罠に引っ掛かり気を失う。

バットマン…なんと言うか、今作ちょっと弱い。

助けに来るキャットウーマン。

キャットウーマンVSジョーカー。DC最大の宿敵同士の闘いが今始まる。

と、思いきや相打ち。二人倒れてしまう。

ここから「久しぶりに会った地元の女友達」のような会話がはじまる。自分は読んでて面白かったが、人によっては苦痛かもしれない。

「アーカムに入った時、ハービーを見かけたわ」

「へえ、元気だった?」

「相変わらずよ、両刀って感じ」

「そういや、結婚するんだってな。おめでとうございます」

「ありがとう」

「ドレスはどんなだ?」

「オフショルダーで上と下が黒のレースなの」

等々、このような会話が続く。

このような会話の中でジョーカーが核心を突く言葉を発する。

「幸せとバットマンは両立しねよ」

恐らく、全ての読者が思ってることではないだろうか。

ジョーカーは立ち上がり、キャットウーマンに止めを刺そうとするが、倒れてしまう。

キャットウーマンはそれを見て高笑い。

思ってるのと違う闘いが繰り広げられた。

ウェディング

遂にバットマンとキャットウーマンが結婚式を挙げる。

この回は双方が手紙を書いて、手紙のシーンだけ作画担当が変わる、という演出だ。

色々なアーティストがバットマンとキャットウーマンを描いていて、とても豪華なのだが、漫画として特に面白くはない。

見たいのはバットマンとキャットウーマンのイチャイチャなのだ。二人のポエムじゃない。

屋上で結婚式を挙げる、という二人ならではの式なのだが、お互い約束の場所に来ない。

キャットウーマンは自分の友人に別の場所に連れて来られたのだ。ブルースもセリーナもお互い待ってても来ないので、その場を立ち去る。

結婚を破談にさせたセリーナの友人は、ベインの部下だった。

次巻に続く。

というあらすじ。

総評

思ってたのと違う。想像の斜め上だった。

ブルースとセリーナがイチャイチャしてジョーカーが邪魔する、というのが読みたかった。

バットマンのバトルシーンが少なくて残念。

ジョーカーの招待状の話は、とても良かったのでこれだけで買う価値はあった。

セリーナとブルースのラブラブを期待してる方にはオススメはしません。

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